お肌の悩みっていろいろあると思いますが、中でもほっぺたが赤くなっている「赤ら顔」にコンプレックスを抱いている方も多いと思います。
顔の面積のほとんどを占めている頬…顔が赤いだけでニキビがなくても肌荒れしているように見えたり、なんだか垢抜けない印象があったり、気温の変化などちょっとしたことで人より赤くなるので恥ずかしい思いをしたり。
この赤ら顔、
どうにか改善できる方法はないものなのでしょうか?
そもそも赤ら顔の原因って?
今回はそんな赤ら顔の原因や改善方法についてご紹介したいと思います。
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なぜ赤ら顔になるの?赤ら顔の原因
一口に赤ら顔と言っても、実はたくさんの原因があります。その分それぞれに合った対処法が必要。
ひとつずつ紹介していくので自分に当てはまるものを見つけましょう。
強い刺激による摩擦
赤ら顔が嫌だ!からと言って洗顔やクレンジングの際にゴシゴシ擦ったりしていませんか?ピーリングをしすぎていませんか?
擦りすぎによる肌への強い刺激は、肌の層を薄くし、皮膚の中を通る血管が透けて見えるようになることから反って赤ら顔を引き起こす大きな原因になります。
赤ら顔を気にしすぎてゴシゴシ刺激を与えている方は今すぐ止めてください!
ニキビやニキビ跡の炎症
体質的にニキビが出来やすい方、たくさんいますよね。ニキビによる炎症や、ニキビが治った後も私たちを悩ませるニキビ跡。これらも赤ら顔の原因のひとつ。
ダメと思いつつニキビを潰してしまうあなた!
ニキビを潰すと濃い跡になって長期間肌に残り続け、赤ら顔に拍車がかかります。
潰したくなる気持ちはとってもよくわかりますが、グッとこらえましょう。
皮膚が薄い・敏感肌
肌の二層目にあたる真皮に毛細血管は密集しており、特に顔に集中しています。
そのためもともと顔は赤くなりやすいのですが、顔の皮膚は薄く目の下などは薄紙一枚にも満たないほどなんだとか。
この顔の皮膚がもともと人より薄い方は毛細血管が透けて見えてしまい、赤ら顔になりやすくなります。
そして少しの刺激でも肌がピリピリと痛んだり、かゆみが出てしまうと言った敏感肌の方は肌の表面にある角質層の水分量が少なくなっています。
水分量が少ないと肌のバリア機能が低下してしまうので、角質層が薄くなり皮膚の内側の血管が透けて見え肌が赤くなることもあります。
毛細血管拡張症
ホルモンバランスの乱れや緊張、ストレスや発熱などで毛細血管が拡張して赤みが出るケース。
赤ら顔と同時に顔のほてりやのぼせを感じている方はこの毛細血管拡張症が関係していることが多くなります。
細長い血管が肌表面に透けて見えたり、血管がクモの巣状に浮き出ているという特徴があり、鼻のまわりや頬によく見られます。
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赤ら顔の改善方法はある?
赤ら顔と言ってもさまざまな原因と症状があることがわかりました。原因がわかれば、それぞれの症状に合った解消するコツを試して改善あるのみ!
血管や血液に原因があるタイプの改善方法!
毛細血管は気温に合わせて血管を拡張・伸縮させることで体温を調節しています。
病気だけでなく、生まれつきや体質の場合もあります。強い緊張などで自律神経が乱れることで一時的な血管の拡張で起こるので、十分な睡眠・気温差・刺激物の摂取に気をつけましょう。
皮膚に原因があるタイプの改善方法!
ニキビやその他さまざまな原因で皮膚自体が炎症を起こして赤くなっているタイプ。
また、間違ったケア方法により皮膚が薄くなって血管が透けて見えてしまい、顔が赤く見えていることもあるので正しいお肌のケアが大切になります!
赤ら顔に大切な肌ケア方法
層が薄くなって血管が透けて見えてしまっている赤ら顔には、日頃のケア方法を見直すことで改善に繋がります。
今一度自分のお肌の状態を確かめて試してみてください。
メイクオフ・洗顔を丁寧に
熱いお湯で洗ったり、強い力でゴシゴシ擦ったり、洗顔をブラシを使っている場合は肌に刺激を与えすぎていることも。
メイクオフや洗顔は優しく丁寧に行いましょう。
毎日行う洗顔は肌を守るためにもとても重要になります!
洗顔料を選ぶポイント!
- 敏感肌用の低刺激の洗顔料を選ぶ
- 鉱物油、アルコール、パラベン、香料など肌に負担を与える成分が入っていない洗顔料を選ぶ
- 保湿成分が配合されている
正しい洗顔方法!
32℃〜36℃のぬるま湯で擦らずパシャパシャとすすぎましょう。
洗顔料はできるだけフワフワに泡立て、皮脂の多いTゾーンから順に、泡をコロコロと転がすように円を描きながら優しく汚れを落とすイメージです。
洗顔後、タオルで拭く際も摩擦が起きないように、肌をおさえるようにして水分を吸収します。
潤い不足には保湿を!
お肌は水分と油分のバランスが大切です。
肌が乾燥しているのに保湿しなかったり、脂性肌なのに余計なクリームをつけていると、ドライスキンや毛穴のつまりを引き起こし、肌トラブルを引き起こし赤ら顔の原因にも。
自分は油性肌だからと言って何も塗らないことが、逆に乾燥による脂質分泌過多になっていることもあるのです。
- セラミド
- コラーゲン
- ヒアルロン酸
- レシチン
などの保湿成分が多く含まれる化粧水を、シンプルにたっぷりと肌に浸透させ、乳液で蓋をしましょう。
コットンの繊維も摩擦が起こるため、手のひらで行うのがポイントです。
手のひらにほっぺたが吸い付くようになるまでひたすら優しくパタパタさせてください。
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まとめ
赤ら顔になる原因は、もともとの皮膚の薄さや摩擦による刺激で角質が薄くなってしまったもの、ニキビや肌荒れによる炎症からさまざまなタイプがあります。
どのタイプの赤ら顔改善にも共通しているのは、肌への刺激を抑えること!
顔の皮膚はもともと薄く作られています。そんななか行う洗顔は毎日の習慣なので特に気をつけましょう。
低刺激の洗顔料を選び、優しく包み込むように洗ってください。水分を拭き取るとにもそっと優しくを忘れずに!
そして洗顔後も保湿成分の含まれた敏感肌用の化粧水や乳液でシンプルにたっぷりと潤してあげましょう。
日々のちょっとしたケアを丁寧に行ってあげることで赤ら顔改善につながりますよ◎